16/02/15 22:13:43.42 CAP_USER.net
北朝鮮では、毎年この時期になると全国的に「堆肥戦闘」、すなわち「人糞集め」が繰り広げられる。
各地に化学肥料工場は存在するが、生産量が需要に満たないため、糞尿を集めて肥料にしなけれならない。
北朝鮮当局は「2月16日の光明星節(金正日氏の誕生日)までに作業を終えよ」と指示。住民たちは、
人糞集めのノルマに苦しめられていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。
・糞尿泥棒も登場
慈江道(チャガンド)の情報筋によると、当局からは次のようなノルマが下されたという。
「17歳以上のすべての国民は、1人あたり糞尿1トンを集めよ。家畜の糞尿なら3トンだ。集めた糞尿は
協同農場に収めなければならない」
しかし、情報筋によると、ノルマを満たそうにも、出せる糞尿を出しきったため、困り果てているという。
達成できなければ処罰や批判が待っていることから、全国各地で「糞尿泥棒」が相次いでいる。
両江道(リャンガンド)の情報筋によると、今月4日の夜、肥溜めの警戒に当たっていた恵化中学校の
生徒8人が、糞尿泥棒と思しき集団に襲われる事件が発生した。
・「糞尿」めぐり行き交うワイロ
相次ぐ「肥溜め襲撃事件」に保衛部(秘密警察)や保安署(警察署)は、大々的な取り締まりを行っている。
犯人は捕まっていないようだが、もし捕まったら、一列に並ばされて「戦争捕虜」のように連行されて、恥をかかされる。