【野口裕之の軍事情勢】厄介な島・尖閣に関わると米中戦争を誘発 米国で勃興する「日中武力衝突を無視せよ」論[2/15]at NEWS4PLUS
【野口裕之の軍事情勢】厄介な島・尖閣に関わると米中戦争を誘発 米国で勃興する「日中武力衝突を無視せよ」論[2/15] - 暇つぶし2ch1:ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/
16/02/15 20:40:18.55 CAP_USER.net
 「米国の戦争に巻き込まれるな」とは、日米安全保障条約はじめ安保関連法の審議でも反対を続けたサヨクが執拗に繰り返す
常套句だが、当の米国では「日本の戦争に巻き込まれるな」との論調が勃興している。日米を離反させ、「日米連合軍」ではなく、
自衛隊のみを相手にガチンコ勝負したい中国に肩入れする危ない世論操作だ。米国のシンクタンクや大学にカネをばらまき、
中国が米国の対日観を変える「世論戦」を仕掛けている、との観測も浮上する。特に、沖縄県石垣市の尖閣諸島をめぐる
日中紛争で《日本は5日で敗北する》とうたうシミュレーション形式の記事は衝撃的だった。米ランド研究所の著名な専門家は
協力しただけで、記者が取材・執筆したとされるが、中国系を含む米国内の論文・講演で目立ち始めた、次のごとき趣旨が
潜んでいる点が引っ掛かった。
  ・「日本は5日で敗北」
 (1)尖閣は無人島で、米国には無価値→(2)中国の尖閣奪取を阻止せんと、日米安保条約を適用し戦力投射すれば、
米中紛争にエスカレート→(3)米中核戦争に発展する可能性も→(4)深入りは米国の国益にならない。
 ドスを効かせた脅しにも聞こえるが、米外交誌フォーリン・ポリシー1月15日号に掲載された、ランドが関係した記事は
シミュレーションが甘く、首をかしげる戦局も多々認める。ただ、今次小欄はシナリオの賛否には踏み込まぬ。記事がはじき出した
結論の方が、ケタ外れに深刻だからだ。すなわち-
 (1)日米同盟は中国との衝突に「巻き込まれる」危険を伴う。
 (2)中国の膨大なミサイル保有量に照らし、ミサイル防衛は難しい。かといって、中国のミサイル発射基地攻撃など
対日防衛義務の多くは実行が困難。
 (3)中国は力を付けた海空軍+多数で強力な弾道/巡航ミサイル+先端無人機…を保有。10年前の日本なら
単独で尖閣を防衛できたが、今は違う。
 (4)日本を支援するために派遣される空母は、中国の対艦ミサイルに脆弱だ。
 (5)「日中尖閣紛争」への米国関与は超弩級の戦略的失敗を引き寄せる。尖閣に関する最善の危機管理は
無視だろう。
 「米国の戦争に巻き込まれる」どころではない。「中国とコトを構えてまで日本を助けません」と、米国の著名シンクタンクの
専門家が助言したのだ。
  ・尖閣を「厄介モノ」視
 1月25日付米紙ウォールストリート・ジャーナルに載った論文にも、著者の狙いがそこにないとしても、日本防衛の戦略的価値を
低く見積もる米国の一部潮流が透ける。執筆者は、前ブッシュ政権の副大統領首席補佐官だった米ハドソン研究所副所長と、
日米近代史が専門の同研究所上席研究員の2人。一見、オバマ政権最終年の緩みをつき、中国は軍事基地建設で国際の
注目を南シナ海に集中させながら突如、東シナ海・尖閣諸島で軍事攻勢を謀る《中国の伝統的パターン》を警告してはいる。
だが、そのシナリオは「日中紛争の勝者は中国、敗者は日本」だと、米国の世論に事実上訴えてしまった。いわく-
 (1)海上での偶発的砲撃・銃撃で、戦端が開かれる。
 (2)艦艇・航空機の損失が発生し、烈度が高まる。
 (3)日中双方が戦力増強の動きを示すと、国際社会が調停に。
 (4)米国の介入を嫌う中国と、外交解決に飛び付く日本の、双方で戦力の撤退、または縮小が図られ、国際社会も
衝突回避を最優先に仲介を続ける。
>>2以降に続く)
(政治部専門委員 野口裕之/SANKEI EXPRESS)
サンケイビズ 2016.2.15 06:00
URLリンク(www.sankeibiz.jp)


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