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【ワシントン＝加納宏幸】
訪米中の河井克行首相補佐官は５日、ワシントンで米国家安全保障会議（ＮＳＣ）のクリテンブリンク・アジア上級部長、
ジョンストン日本部長と会談し、慰安婦問題の最終的かつ不可逆的な解決をうたった昨年１２月末の日韓合意を説明し、
米側は歓迎した。
河井氏は安倍晋三首相から米政府や米議会の関係者らに合意について説明するよう指示を受けて訪米。会談では、
日韓合意に果たした米国の役割を評価し、「アジア太平洋地域の平和と繁栄のためにも重要な意義がある」と伝えた。
これに対し、米側は「日韓合意に果たした首相の勇気、ビジョン、強い指導力を心から歓迎する」と評価。
日米韓３カ国協力の進展に期待を示した。また、米国内での韓国系団体の一部が合意に反発していることを念頭に
「国際社会と市民社会が今回の決着を支持することを米国として願っている」と表明。合意の履行のため米政府として
引き続き日韓両政府に協力していく考えを示した。
産経ニュース 2016.1.6 08:36
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