15/12/15 09:10:14.97 CAP_USER.net
朴大統領、来年の大量失業を懸念
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は14日、首席秘書官会議を開き、「来年の韓国の経済条件は容易ではないだろう」
とした上で、「供給過剰で全般的に不振に陥った業種をあらかじめ構造調整しなければ、業種全体が大きな危機に陥り、
大量失業につながりかねない」と懸念した。
朴大統領は席上、「韓国の主力産業は世界的な供給過剰と需要減少に直面しており、中国企業に猛烈に追い上げられて
いるため、死活を懸けた先手の事業再編による力の集中と有望新事業への進出を準備している」と述べた。また、企業
活力向上特別法(別名ワンショット法)を速やかに成立させ、構造調整のタイミングを逃さないようにすべきだと強調し、
「大量失業が発生した後では百薬も役に立たない」と警告した。
韓国政府と産業界は現在、造船、海運、建設、鉄鋼、石油化学の各産業で構造調整を進めている。ワンショット法は
企業の合併・買収などの手続きを簡素化する法律だ。朴大統領は国会に対し、ワンショット法など経済活性化法案2件、
労働改革法案5件、テロ防止法案の処理を求めた。
朴大統領は「来年始めには一時的に内需が低迷する可能性があり、総選挙で企業の投資決定が遅れることもあり得る」と
述べ、米が利上げに転じ、中国など新興国経済の成長鈍化で輸出環境も厳しいものになると予想した。
崔宰赫(チェ・ジェヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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