15/11/27 20:24:07.29 CAP_USER.net
記者個人の発信のあり方をもう一度考えたい:上越支社報道部長による中傷問題について
2015年11月27日
新潟日報上越支社報道部長が、匿名アカウントを使って高島章弁護士を中傷する書き込みを繰り返したことが11月23日以降問題になっています。11月25日20時に、
新潟日報は新潟日報モアで、同報道部長を解任、経営管理本部付とする人事を含めた記事を掲載しました。11月26日の朝刊にも記事が出ています。
上越支社報道部長が中傷書き込み|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
URLリンク(www.niigata-nippo.co.jp)
「新潟日報社は、インターネットの投稿サイト「ツイッター」上で新潟市の弁護士高島章氏を中傷する書き込みをしたとして、上越支社の坂本秀樹報道部長(53)を
25日付で同支社報道部長の職を解き、経営管理本部付とする人事を決めた。
新潟日報社は、ツイッターでの書き込みの内容や経緯などについてさらに詳しく調査を進めている。過去の書き込みなどについても調べた上で、一両日中にも社としての
対応を決定し、公表する。」
また24日には、本人と経営管理本部の幹部が高島弁護士を訪問し、謝罪したことも明らかになっています。ネット上での関心は高く、昨日今日と新潟日報モアの
アクセスランキングのトップに、この記事は表示されています。新潟日報モアのTwitterアカウントにも、さまざまな批判が@リプライで飛んできています。
私自身は「ソーシャル編集委員」というお役目を新潟日報からいただき、こうしてここに記事を書く立場にあります。同じように「特別編集委員」として発言
されている津田大介さんは、「身内」として新潟日報をかばう発言をしたと批判されています。津田さんも私も、この肩書で新潟日報の編集や経営に直接関わる
ことは基本的にありませんので、その限りでは「身内」という意識はありません。全く無関係な立場と宣言して他人事のように論評するつもりはありませんし、
むしろこのような事態が避けられるよう、この立場で貢献できることはなかっただろうかとも思います。ともあれ、私のこうした新潟日報との関係を明らかに
した上で、コメントしたいと思います。
今回の件、私自身は過去の経緯を十分に知っていたわけではなく、「はすみリスト」などのいくつかのキーワードも、後から追いかけて調べたという程度の知識
しか持っていません。しかし、後からおいかけて把握した限りでいっても、一連の発言はとても容認できるものではないと思います。新潟日報の部長職の人の発言
としてはもちろんふさわしくないですし、個人としても、「酔った勢い」では済まされない内容です。
匿名で個人的に発言していたものが、たまたま「身バレ」(身分がバレること)してしまったというこのようなケースで、新潟日報としてどのように判断するかは
難しい面もあるように感じますが、結果的にメディアとしての新潟日報の信用を失墜させたのは明らかです。新聞社所属のジャーナリストが、匿名で個人を誹謗
中傷するというのは、私の予想を超える出来事でした。もちろん個人として発言する中で、他者と意見が衝突するというのは、普段関わっている内容いかんでは
十分考えられ、取材活動を続けている記者であれば、他者への批判的な考えがでてきても不思議ではありません。しかし今回は、こうした理由で容認できる範囲を、
はるかに超えた内容だと思います。
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