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日本を訪れる外国人旅行客が日本経済に大きな経済効果をもたらしている。日本政府観光局（ＪＮＴＯ）によれば、
２０１５年１－１０月の訪日外客数１６３１万人に達し、累計で過去最高を更新した。
ビジット・ジャパン・キャンペーンの開始から順調に外国人旅行客数が増えていることから、日本政府は年間の訪日外国人
旅行客数を３０００万人に増やすことを目標に掲げる計画だ。
日本のお隣の韓国も外国人旅行客の誘致に向けた取り組みを行っている。韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版によれば、
韓国は年間の外国人旅行客数２０００万人という目標を１７年までに前倒しで達成するため、個人旅行客を取り込むための
戦略を打ち出した。
記事は、韓国が打ち出した戦略とは、リピーター獲得のためのサービスの改善や２０１８年に韓国で行われる冬季五輪を
活用した地方の観光活性化などであると紹介。また、１６年は「飲食（Ｋ－Ｆｏｏｄ）」、１７年は「宿泊（Ｋ－Ｓｔａｙ）」、
１８年は「文化（Ｋ－Ｃｕｌｔｕｒｅ）」をテーマにキャンペーンおよびサービスの改善を行うと伝え、これらはいずれも「Ｋシリーズにあたる」と紹介した。
さらに、「韓国が笑えば世界が笑います」というスローガンのもと、青少年や大学生を「微笑み大使」に任命するなどの
「Ｋ－Ｓｍｉｌｅキャンペーン」を行う計画であることを報じた。また記事は、こうしたキャンペーンや戦略推進のもとで２０１９年まで
訪韓する中国人旅行客は年１０％の割合で増加する見込みとしたほか、日本人旅行客は２２０万人に達する見込みだと報じた。
（編集担当：村山健二）
サーチナ 2015-11-19 19:55
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