15/10/17 19:36:21.93 .net
【北京=川越一】中国軍制服組トップの范長龍・中央軍事委員会副主席は17日、
北京で開かれた安全保障フォーラムで、中国が南シナ海で造成を進める人工島について、
「主に民間利用が目的であり、南シナ海の航行の自由に影響することはない」と述べ、
軍事利用可能な施設の建設などを正当化した。
中国は、造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内を領海だと主張。
3000メートル級の滑走路や艦船が接岸できる施設の建設が確認されている。
こうした中国の動きに対し、オバマ政権は12カイリ内での米海軍艦艇の航行を
検討しているとされ、米中間の緊張が高まっている。
范氏は「領土主権の問題において、われわれは軽率に武力に訴えたりはしない」と
武力衝突を避ける姿勢を強調した。また、「中国は一貫して、当事者間の友好的な
話し合いで、相違や争いを解決しようと努めている」と述べ、米国の介入を牽制した。
中国の急速な軍備拡大に対する国際社会の懸念に対し、范氏は
「中国軍が強大化すれば、世界平和を守る力も大きくなる。みだりに武力を
用いることはしないし、弱い者いじめもしない。それは歴史が証明している」と
反論した。
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)