【北朝鮮拉致】「朝鮮にさらわれるぞ」 石川で広がっていたウワサ 危機感生かせず、相次いだ失踪[10/15]at NEWS4PLUS
【北朝鮮拉致】「朝鮮にさらわれるぞ」 石川で広がっていたウワサ 危機感生かせず、相次いだ失踪[10/15] - 暇つぶし2ch1:ロンメル銭湯兵 ★@\(^o^)/
15/10/15 20:38:15.19 .net
 拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」による現地調査が7日から9日まで、石川県と福井県で行われた。
石川での調査では、昔から「北朝鮮にさらわれる」といううわさが住民の間で広がっていたといする証言が相次いで寄せられた。
北朝鮮の工作船とみられる不審船も確認されながら、警察が動かなかったという証言もあった。調査会は危機感が広く
共有されなかったことが、拉致事件や拉致の可能性を排除できない失踪を誘発したとみて、検証を進める。
  ■「悪いことしたら朝鮮に連れていかれるぞ」
 現地調査は7日午後、石川県七尾市で始まった。七尾市からは昭和38年、乾物店で働いていた坂下喜美夫さん(82)
=失踪当時(29)または(30)=が行方不明となっている。
 調査には、坂下さんのおい、金上さん(62)が同行した。
 すでに失踪から50年以上が過ぎ、坂下さんの失踪に関しては、新たな事実は分からなかったが、金上さんは子供のころ、
地元で広がっていた話として、こう紹介した。「悪いことをしたら、『朝鮮に連れていかれるぞ』という脅しのような話が広がっていた」。
どこの国の船か分からない船の出入りも確認されていたという。
  ■港で確認されたハングルの船
 北朝鮮に連れ去られるといううわさが住民の間で広がっていたという証言は、輪島市での聞き取り調査でも寄せられた。
 昭和29年4月に穴水町で消息を絶った小西能幸さん(82)=失踪当時(20)=のおい、達雄さん(62)は「夜遊びしたら、
(北朝鮮に)さらわれるぞと親にいわれた」と当時を振り返った。
 さらに達雄さんはこんな話を紹介した。「『ハングルの船が入った』という話があった。それを村の人が警察にいっても、『ふーん』
というだけで終わっていた」
 石川県では、拉致事件の実行犯として国際手配されている辛光洙(シン・グァンス)容疑者(86)が日本に最初に不法入国。
同じく拉致事件で国際手配されているチェ・スンチョル容疑者が協力者の男を北朝鮮に送り出した。このほかにも警察当局に
摘発された北朝鮮工作員の姿が確認され、調査会が「工作の玄関口」と位置づけている場所だ。
  ■警察や行政の無対応「事件を誘発したのではないか」
 政府が認定する拉致被害者、久米裕さん(90)=拉致当時(52)=も昭和52年9月に石川県能登町から北朝鮮に
連れ去られている。久米さんが拉致された1970年代(昭和45~54年)には、10~20代の男女5人が相次いで石川県から
行方不明となり、調査会は特定失踪者として情報収集を続けている。
 調査会の荒木和博代表は、達雄さんの証言にあった警察が動かなかったという部分に注目。「警察や行政が注意喚起を
呼びかけなかったことが(拉致や拉致の可能性を排除できない)事件を誘発したのではないか」と話す。
  ■懸念される記憶の風化
 現地調査最終日の9日には、福井県で調査が行われた。三国町では、昭和41年に行方不明になった丸山善昭さん(72)
=失踪当時(22)=の失踪当時の足取りなどについて調べた。
 丸山さんは失踪当時、漁船員として勤務。調査会は漁協や海の近くにある商店などを回ったが、当時の様子を知る住民は
すでにおらず、新たな情報を得ることはかなわなかった。
 福井県越前市で9日に開かれた記者会見では、調査会の役員らから、時間の経過が事実解明を困難にしていることへの
懸念の声が上がった。
 杉野正治常務理事は今回の調査事案について、「古い事案が多く、証言してくれる方がだんだんいなくなっている。
街の様子も一変して当時の面影がなくなっている中での調査となった。非常に焦りのようなものを感じた」と話した。
荒木代表も丸山さんの調査に触れ、「記憶すら消えかかっていることにかなりショックを受けた」という。
 拉致事件発生から長い年月が過ぎ、政府認定の拉致被害者の家族が近年相次いで亡くなっているが、拉致の可能性を
排除できない特定失踪者に関しても状況は同様だ。昨年7月に始まった拉致被害者らの再調査の回答を遅らせるなど、
北朝鮮が不誠実な対応をとり続ける中、拉致問題の風化は確実に進んでいる。
産経ニュース 2015.10.15 06:00
URLリンク(www.sankei.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch