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「ゴキブリ」「ウジ」「殺せ」…、日本の人種差別はなぜ改善されないのか―日本華字紙 (Record China) - Yahoo!ニュース
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2015年9月11日、日本華字紙・新華僑報は、「日本の人種差別はなぜ改善されないのか」と題する記事を掲載した。
記事は、国連人権委員会がすでに2006年1月の報告の段階で、日本に対して外国人に対する人種差別を認め、それを禁止する法律を制定するよう申し入れていたことや、先日、日本の
野党が国会に提出したヘイトスピーチを禁じる「人種差別撤廃施策推進法案」の採決が見送られたことなどを紹介。日本メディアから「与党は安保法案だけに集中し、人種差別法案の重要性を
無視している」との指摘が出ていることを伝えた。
また記事は、関西学院大学の金明秀教授の「デモ隊が在日朝鮮人を『ゴキブリ、ウジ』と呼んだり、『朝鮮人を殺せ』と叫ぶのをよく聞いた。日本政府がこうしたデモを黙認するのは正常ではない」という
言葉や、作家の安田浩一氏の「このようなデモのスローガンは言葉の暴力ではなく、暴力そのもの。こうした暴力は絶対に許されるものではない。ヘイトスピーチという言葉が出てきてから2年が経つが、
いまだに言論の自由を理由に立法に反対している人がいる」という発言を紹介している。
その上で記事は、「大陸国家と違って日本は島国であるため、排外感情が非常に深刻。特に在日朝鮮人に対しては顕著だ。彼らは戦前に強制的に日本に連れてこられ、社会の最下層で
生活してきたが、戦後も境遇が改善されることはなかった」とし、「日本は東京五輪招致の際に『おもてなし』をスローガンに掲げたが、日本政府は日本国内の人種差別について認めようとはせず、
人種差別を禁止する法律の制定も遅々として進まない。差別問題を認めないことは、差別される人々にとって二次被害である」と指摘している。(翻訳・編集/北田)