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中国国家統計局が13日発表した8月の主要経済指標によると、ことし1~8月の不動産開発投資は
前年同期比3.5%増にとどまった。活況期には30%台の増加も珍しくなかったが、昨年から伸び率の縮小が
続いている。リーマン・ショックの影響で落ち込んだ2009年1~2月(1.0%増)以来の低水準となった。
中国の景気減速の大きな原因の一つとなっている投資の伸び悩みが収まっていない。
住宅の新規着工面積が17.9%減と大幅に落ち込んだ。住宅販売面積は8.0%増と持ち直し始めているが、
不動産業者は売れ残りの解消で精いっぱいとみられ、新規プロジェクト開発に慎重になっている。統計局は
地方の中小都市で売れ残りが多いと分析している。
企業の設備投資などを含めた固定資産投資も10.9%増と、伸び率が昨年通年の15.7%から縮小した。
景気減速で多くの企業が生産能力の過剰に陥り、新たな投資に消極的になっている。
(共同)
産経ニュース 2015.9.13 19:40
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