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(画像:韓国ロッテグループの「プレミア ペペロ」(左)と江崎グリコの「バトンドール」)
URLリンク(www.sankei.com)
人気菓子、ポッキーの高級版「バトンドール」と箱の形が酷似した商品を韓国のロッテグループが同国内で販売したとして、
江崎グリコが販売差し止めを求めた訴訟で、ソウル中央地裁がグリコ側の訴えを認める判決を出した。ロッテはグリコが日本で
ポッキーを売り出した後に韓国で同様の菓子を「ペペロ」として販売したが、同国内で人気が定着し、本家のポッキーの
認知度は低いのが実情。ロッテがお家騒動で揺れているなか、グリコの反転攻勢のきっかけになるかもしれない。
・韓国の裁判所、ロッテをバッサリ
「(ロッテの製品は)グリコの製品をまねて作られたものだと考えられる」
朝鮮日報(日本語電子版)によると、8月下旬にグリコの訴えを認める判決を下した韓国のソウル中央地裁はこう断じたという。
事の起こりは昨秋。グリコの韓国駐在員が、ロッテが発売したペペロの高級版「プレミア ペペロ」の箱の形がバトンドールと
酷似していることに気付いた。縦長の箱の中央部分に「くびれ」があるような優雅な曲線の形状や、白を効果的に配した
色づかいが特に似ていた。
バトンドールは、グリコの関西だけの限定商品で、阪急百貨店梅田本店にある専門店などは連日大行列の人気を誇る。
グリコは韓国でもパッケージの意匠権を取得しており、無断でデザインを使用した権利侵害に当たると判断。商品の回収を求める
警告文をロッテ側に出した上で「対応が不十分」として昨年11月に訴訟に踏み切った。
朝鮮日報によると、ロッテ側は裁判で「グリコのデザインは新規性がないため(意匠権は)無効」などと主張。だが、地裁は結局、
グリコ側の主張を認める判決を言い渡した。
このとき地裁は、「製品の形もほとんど同じで、パッケージの配色や製品のイメージの表示など、全体的な構成が非常に似通っている。
グリコの営業上の利益を侵害する恐れがある」などと指摘したという。
・世界で人気のポッキー、韓国ではマイナー
そもそもポッキーはグリコが昭和41年に日本で発売した。その後のラインアップの拡充などもあり、ロングセラーの定番商品に成長した。
同43年からは輸出を始め、順次海外生産も拡大していき、現在では約30カ国で販売し、高い支持を集める。
昨年1年間の売上高は前年比約8%増の3億8千万ドル。グリコは東京五輪が開催される2020(平成32)年に、売上高を
10億ドルに引き上げる計画を掲げており、江崎勝久社長は「ポッキーを世界ブランドにする」と力を込める戦略商品だ。
ただ、韓国では少々事情が異なるという。
グリコは平成23年に韓国で製菓の合弁会社を設立し、市場調査などを実施したうえで同25年にポッキーの販売を始めた。ところが
ロッテがポッキーの日本発売から遅れること17年、1983(昭和58年)年にポッキーとよく似たペペロを発売していた。そして、今や国民的
お菓子として不動の人気を誇り、ポッキーは後塵(こうじん)を拝している。
ロッテは韓国で「1」が4つ並ぶ11月11日をペペロの記念日として販売促進活動を繰り広げ、この日はバレンタインデーなどと並ぶイベントという。
「プレミア ペペロ」はこの記念日に合わせ、高級感を出して発売した新商品だった。
「高級なプレミアム感」をコンセプトにした点もグリコのバトンドールに似ている。
(>>2以降に続く)
産経WEST 2015.9.7 11:00
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