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▲米中二股 韓国が断ち切れぬ「民族の悪い遺産」、産経新聞サイトインターネット版コラム
日本の右翼指向新聞、産経新聞が朴槿恵（パク・クネ）大統領の中国戦勝節閲兵式出席を批判
する内容のコラムでパク大統領を日本浪人らによって暗殺された明成（ミョンソン）皇后に例えた。
セヌリ党が‘極右主義妄言’と反発するなど波紋が生じている。同紙の野口裕之政治部専門委員
は31日、インターネット版に‘米中二股 韓国が断ち切れぬ「民族の悪い遺産」’という題名のコラ
ムをのせた。
彼はコラムでパク大統領の閲兵式出席を‘事大主義の歩み’と主張し「李氏朝鮮(朝鮮時代)には
パク大統領と同じ女性権力者がいた」と書いた。
コラムは明成皇后を‘閔妃（ミンピ）’で呼び「日本の日清戦争勝利で朝鮮は清国の冊封体制をか
ろうじて脱した。大院君派が再び力を付けると、清国という後援者を失った閔氏派は衰退した」とし、
「閔氏派が1895年、ロシア軍の支援で権力を奪還し、3カ月後閔妃は暗殺される」と書いた。
野口はコラムで明成皇后暗殺犯が当時の日本公使の指揮を受けた日本浪人らであった事実は
取り上げ論じなかった。
野口は引き続き「パク氏(朴大統領)の父親、朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領は暗殺される前、
《民族の悪い遺産》の筆頭に事大主義を挙げ改革を模索した」とし、「皮肉にも、北朝鮮は《悪い遺
産》を嫌悪し自主・自立を意味する《主体思想》を看板に、米国と対立するのみならず、中国にも反
発し始めた。」と付け加えた。
野口は「豊臣秀吉の朝鮮出兵時、明国軍の一翼で行軍した李氏朝鮮軍と同じ‘事大絵巻’を見る
ことができないのは少し残念な気もする。」と皮肉った。
野口は朝鮮戦争時、当時の中共軍が参戦した事実を取り上げ論じた後、「韓国にとり中国は侵略
者だが、韓国は“国家”ぐるみの倒錯に痛痒を感じない。というか、倒錯への自覚・感覚がない。」
と主張した。
セヌリ党のキム・ヨンウ首席報道官は書面ブリーフィングで「日本極右主義の素顔にただ茫然とす
るだけ」と批判した後「鳩山由紀夫元総理が朝鮮独立のために献身した独立闘士らにひざまずい
て謝罪したのを今の極右主義者らが見習うことを国際社会は期待している」と明らかにした。
産経新聞は去る30日付社説で潘基文（パン・ギムン）国連事務総長の中国閲兵式参観計画と関
連、「国際社会の期待に反することであり、国連に対する信頼を損ねかねない」と主張した。
東京|ユン・ヒイル特派員
ソース：京郷新聞(韓国語) パク・クネ大統領を暗殺された明成（ミョンソン）皇后に比喩...日本右翼
新聞コラム波紋
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