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■台湾のリゾート地で何でもかんでも持ち去る中国本土観光客、売り物の万引きも―台湾メディア
FOCUS-ASIA.COM 8月13日(木)17時24分配信
台湾・自由時報電子版は１２日、台湾の屈指のリゾート地・墾丁で先日、中国本土観光客が
売店で銀製の装飾品を盗む事案が発生したほか、ビーチの砂や貝殻などを大量に持ち去るなど
モラルに欠ける行為が頻発していると報じた。
現地で手作りの銀製装飾品を売っている女性によると、先日団体でやってきた中国本土人客の
うちの１人だった女が、試着などする素振りを見せる隙に３０００台湾ドル（約１万１７００円）以上
する銀の指輪を盗んでいったという。広東省広州市在住のこの女が後日、店で撮影した画像など
を掲載したため、指輪を盗んだことが発覚したようだ。
店の女性がメッセンジャーアプリで女と連絡を取ると、女はあっさりと盗んだことを認めた。そこで
あえて低い値段で賠償を請求すると、相手は「高すぎる」の一言を最後に、女性をブロックリスト
に入れたという。女性から通報を受けた警察が捜査に当たったが、中国本土での追跡は難しく、
女の写真を公開して再発防止を呼びかけることしかできなかった。
現地では、このような「万引き」行為以外にも、中国本土客が大小さまざまなバッグに砂や貝殻、
ヤドカリを詰め込む光景がしばしば目撃されるほか、台風襲来時には規制線を越えて海に写真を
撮りに行く様子が見られるという。現地住民が注意を呼び掛けても聞く耳を持とうとせず、台湾の
法令ではどうしようもないことをまるで知っているかのような態度を見せるとのこと。中にはこのような
違反行為を勧めるガイドもおり、現地のガイドたちも憤慨しているようだ。
（編集翻訳 城山俊樹）
URLﾘﾝｸ(headlines.yahoo.co.jp)