15/08/05 12:36:21.28 .net
米調査会社ニールセンが、今年4-6月期の世界の消費者景況感指数を発表したのだが、韓国の指数は調査対象60カ国中、何と初の最下位に転落してしまった。
MERS(マーズ=中東呼吸器症候群)問題があったとはいえ、悲惨な数値である。
何しろ、ロシアとの紛争が継続しているウクライナや、財政危機に陥っているギリシャまでをも下回ってしまったのだから、半端ない。
特に、失業率が25%を超え、いまだに銀行からの預金引出し制限が続いているギリシャを、消費者景況感で下回るなど、普通は考えられない。
特に、韓国は「若年層」が悲惨な状況に陥っており、若者たちが不満を募らせている。
OECD(経済協力開発機構)の最新報告書によると、韓国の若年層失業率は10・2%(6月)と、
働き盛りの世代(30-54歳)の失業率と比較し、実に3・51倍に達している(OECD平均は2・29倍)。
さらに、仕事に就かず、通学も求職活動もしていない、いわゆる「NEET(ニート)」が若年層に占める割合は18・5%(OECD平均は14・9%)。
しかも、韓国は「就職活動を諦めた若年層」がNEETに占める割合が84・6%に達し、文句なしでOECDトップとなってしまった。
韓国の2015年4-6月期の経済成長率は、実質値で前期比0・3%増。伸び率は前期の0・8%増から、急減速した。
消費者物価指数(CPI)も0・7%増(15年6月)と、相変わらず1%を切ったままだ。しかも、韓国のCPIのプラスのほとんどが、たばこに対する大幅増税によるものなのだ。
現在の韓国の国民経済は、まさに「停滞」状況なのである。
15年8月2日、韓国のソウル新聞が「20-30代の若者の間で、韓国や自国民族を嫌悪し、卑下する造語が急速に広まっている」と報じた。
韓国のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)上では、現在、若者たちが自国について「ヘル朝鮮(地獄の韓国)」
「マンハン民国(滅びた国)」などと、以前では考えられなかった造語で呼んでいるとのことである。
今を生きる韓国の若者たちにとって、たった1つの希望は「移民」だ。
もともと、韓国は移民送り出し国だったのだが、現在は20代の若者に移民ブームが訪れている。
彼ら、彼女らは早期の段階で移民を実現するための資金計画を立て、外国で生活するために必要な言語を習得していく。
若者が祖国を捨てざるを得ない国の将来は、絶望的だ。わが国では日本の若者の海外留学減少などを「問題視」する人が少なくないが、
「若者が祖国に残る国」の方が、「若者が祖国を捨てる国」より100万倍マシだと思う。
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