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長崎県対馬市に戻った「銅造如来立像」=18日午前、県立対馬歴史民俗資料館
URLリンク(www.sankei.com)
長崎県対馬市の海神神社から平成24年に盗まれ、持ち込み先の韓国が返還を決めた国指定重要文化財
「銅造如来立像」が18日、2年9カ月ぶりに対馬市に戻り、県立対馬歴史民俗資料館で報道陣に公開された。
文化庁によると、仏像の右手中指の先端が約2ミリ欠けている。担当者は、欠けた時期は不明としている。
盗難時、神社の宝物館を管理していた島井利和さん(67)は「戻ってきて本当にうれしい。神社に安置
できるようセキュリティーを強化したい」と話した。
島井さんは仏像を運んだ文化庁職員に、保管場所整備の支援を要請。職員は「永久に守り伝えるべきものだ。
管理しやすい態勢づくりを地元と一緒に考えていきたい」と応じていた。
仏像は18日午前8時半ごろに対馬空港へ到着、資料館で損傷の有無を調べた。県関係者によると、当面は
資料館に保管する方向で検討している。
仏像は24年10月に盗まれ、韓国に持ち込まれた。日本が返還を求め、韓国検察は海神神社が「正当な
権利者」と確認した。
対馬で盗まれたもう1体の長崎県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」は返還の見通しが立っておらず、
島井さんは「取り返してほしい」と話した。
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