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MERS(中東呼吸器症候群)の余波で、生活に苦しむ人々の生計型犯罪が続いている。
MERSによる景気低迷で事業が傾いた50代が強盗傷害を敢行、警察に拘束されて、60代の
ホームレスは通っていた無料給食所がMERSで配給を中断すると、他人の財布を盗んで警察に
捕まった。
ソウル江南警察署は13日、百貨店の駐車場で凶器で女性を脅して金品を奪おうとしたイ某
容疑者(52歳)を、強盗傷害の疑いで拘束したと明らかにした。
イ容疑者は去る5日の午後9時頃、ソウル江南区(カンナムグ)の某百貨店地下駐車場でAさん
(60歳・女)の車に乗り込み、凶器でAさんを脅して金品を奪おうとした疑いを受けている。
警察の調査の結果、イ容疑者は建築資材納品会社の役員として勤め、昨年のセウォル号惨事
や今年のMERS拡散の余波などで事業が傾き、犯行を起こした事が判明した。
イ容疑者は癌で闘病中の母親と白血病の兄、脊椎疾患に苦しむ妻を抱え、極度のストレスと
生活苦に苦しんでいた事が調査で分かった。
警察の関係者は、「イ容疑者は犯行の前日夕方から食事を一食も取る事ができず、睡眠も
公園取って体に力が入らない状態だった」と話した。
これと共に東大門(トンデムン)警察署は13日、チョ某さん(20歳・女)の財布から7万1000ウォン
を盗んだチェ某容疑者(63歳)を、窃盗の疑いで書類送検したと明らかにした。
チェ容疑者は去る10日、東大門区の某病院でチョさんが財布と携帯電話を花壇に残して
しばらく席を外した隙に、現金を盗んで逃げた疑いを受けている。
警察の調査の結果、チェ容疑者は、「MERSによって自分が通っていた無料給食所が先月から
配給を中断すると、お腹が空いて偶発的に犯行を起こした」と供述した事が分かった。
チェ容疑者はこれまで、他人が食べ残した物を食べて食事を済ましていた事が分かった。
警察の関係者は、「チェ容疑者を起訴意見で検察に送致する予定だ」と明らかにした。
ソース:NAVER/ソウル=NEWSIS(韓国語)
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