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宗教や文化の自由を求め、みずからの命をなげうって中国政府に抗議するチベット族の人たちの姿を日本人監督が描いた、
ドキュメンタリー映画の上映会が1日、東京で開かれました。
中国内陸部のチベット族が多く住む地域では、中国政府による宗教活動などへの締め付けに抗議し、みずからの体に
火をつけて自殺する人が相次いでいます。
1日に東京・豊島区の立教大学で開かれた上映会では、この問題を取り上げた池谷薫監督のドキュメンタリー映画「ルンタ」が
上映され、学生などおよそ100人が参加しました。
映画では、抗議活動を続ける人たちを取材する日本人の支援者に密着し、彼らがどうしてみずからを犠牲にすることになったのかを
描いています。
上映のあと、池谷監督とチベット人の研究者が壇上に上がり、参加者と意見を交わしました。このなかで、チベット人の研究者は
「私たちの根底には、他人を傷つけたくないという思いと、人のためにみずからが犠牲になるという文化があります」と話し、抗議活動の
背景を説明しました。
また、池谷さんは「日本人にとっては、彼らの行動を理解するのは難しいかもしれないが、抗議のために、みずから命を絶つ人たちが
いるという現実を知ってもらいたい」と話しました。
この映画は今月18日から、東京・渋谷区の映画館で公開されます。
NHK News Web 7月2日 5時27分
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