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旧日本軍の従軍慰安婦問題や政府の姿勢を反映させた教科書検定をめぐり、
安倍政権の歴史認識を考える集会が２１日、仙台市青葉区のエル・パーク仙台
で開かれた。
同市の市民団体「日本軍『慰安婦』問題の早期解決をめざす宮城の会」の主催で、
市民ら約９０人が参加。「子どもと教科書全国ネット２１」（東京）の石山久男常任
運営委員が講演した。
石山氏は安倍政権の歴史認識について「戦争犯罪行為や、侵略戦争と植民地
支配の事実を隠そうとしており、国際社会では通用しない」と批判した。
来春から中学校で使う教科書の検定で、社会科での領土教育の強化や政府見解
の明記が求められたことには「政府見解のみを正しい結論として教え込もうとする
のは学問・表現の自由の重大な侵害だ」と述べた。
ソース：河北新報 2015年06月22日
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安倍政権の歴史認識の問題点を指摘する石山氏
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