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日韓条約(1965年6月22日)締結50年を前に、講演会「敗戦70年・日韓条約50年
『日本と朝鮮半島の平和な未来のために』」が20日、東京都内で開かれ、130人
の市民が参加しました。日朝協会、歴史教育者協議会でつくる同実行委員会が
主催しました。
東京朝鮮中高級学校民族管弦楽部の生徒たちが朝鮮民謡「アリラン」などを演奏し、
参加者が大きな拍手を送りました。部員の女子生徒は「高校無償化を求めてたた
かっている朝鮮学校に力を貸してください」とあいさつしました。
吉澤文寿(ふみとし)新潟国際情報大学教授が講演しました。
吉澤教授は、日韓条約締結のために交渉してきた日韓会談で、植民地支配に
関わる問題が語られなかったと指摘。「解決すべき問題が置き去りにされてきた。
問題を先送りにしても被害者への謝罪・賠償の問題は避けて通れない」と語り、
両政府が直視してこなかった問題に向き合う時期だとのべました。
日朝友好の活動を市民がリレートークしました。
石橋正夫日朝協会会長は「北東アジアの友好促進のため、日朝協会だからこそ
政府に働きかけていく」と閉会あいさつをしました。
ソース:しんぶん赤旗 2015年6月21日
URLリンク(www.jcp.or.jp)
(写真)集会「敗戦70年・日韓条約50年日本と朝鮮半島の平和な未来のために」
で演奏する東京朝鮮中高級学校の生徒たち=20日、東京都内
URLリンク(www.jcp.or.jp)