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(朝鮮日報日本語版) 「『憂国』読んだことない」 申京淑氏が盗作疑惑を否定
小説家・詩人のイ・ウンジュン氏が、韓国を代表する小説家の申京淑(シン・ギョンスク)氏の短編小説『伝説』
(1996年)の一部表現は三島由紀夫の短編小説『憂国』(韓国で83年に発刊)を盗作していると主張した問題。
イ氏の主張に対して、申氏が17日、盗作疑惑を否定した。
申氏は『伝説』が収録された小説集『ジャガイモを食べる人々』を出版した出版社、創批に宛てた電子メールで、
三島由紀夫の作品はずっと前に『金閣寺』を読んだだけで『憂国』は知らなかったと述べた。
また「こんな騒ぎになって私の読者たちに申し訳なく、心が痛む。これまで荒波を共にしてきたように、私を信じて
ほしい。真実がどうであれ、こうしたことは作家に傷が残るだけなので、対応するつもりはない」とコメントした。
申氏のメールを公表した創批も「該当する場面のいくつかの文章が似ているとしても、これを根拠に盗作をうんぬん
するのは問題だ」と指摘した。
イ氏が16日に盗作を主張した部分は『憂国』韓国語版の「二人とも実に健康な若い肉体の所有者だったため、
彼らの夜は激しかった」で始まる場面だ。申氏の『伝説』にも「二人とも健康な肉体の持ち主だった。彼らの夜は
激しかった」という描写が出てくるためだ。イ氏は「最初の夜を過ごしてから1カ月たつかたたないうちに、すでに麗子は
喜びを知る体になり…」(『憂国』)という部分も「最初の夜を過ごしてから2カ月余り、女はすでに喜びを知る体に
なった」(『伝説』)と似ていると主張している。
これに対し、創批は「両作品の類似性を比較することは非常に困難」としている。『憂国』は「性愛描写が際立つ
男性主義的なファンタジー」である一方、『伝説』は「人間の根源的な愛と戦時における人間の存在の意味、
因縁と関係の流転などを見事に描いている」と説明。その上で「善男善女の結婚と新婚のときに起こり得る性愛に
目覚める場面の描写はありふれた素材であり、作品全体を左右する独創的な描写でもない。文章そのものや
前後の脈絡を踏まえてあえて言うなら、むしろ申京淑氏の音楽と結びついた描写の方がより優位にあると評価する」
と強調した。
申氏と創批の反論に対し、イ氏は自身のブログで「反省のできない文壇が恥ずかしい」と述べた。
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