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韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は、現在世界遺産委員会の議長国を務めるドイツの
シュタインマイヤー外相と会談し、日本が世界遺産への登録を目指している「明治日本の
産業革命遺産」について、反対の姿勢を示して協力を求めました。
韓国のユン・ビョンセ外相は、12日、ベルリンでドイツのシュタインマイヤー外相と会談しました。
韓国外務省によりますと、ユン外相は、会談の中で、ユネスコの諮問機関・イコモスが世界遺産
への登録がふさわしいと勧告した「明治日本の産業革命遺産」について、戦時中に朝鮮半島の
人々が強制徴用された施設が含まれているとして登録に反対する姿勢を改めて示し、現在世界
遺産委員会の議長国を務めるドイツの協力を求めました。
これに対してシュタインマイヤー外相は、「韓国の立場はよく分かっており、世界遺産条約の精神
に合う方向で日韓の合意が導き出されることを期待する」と述べたということです。
ユン外相は、このあと、世界遺産委員会の委員国であるクロアチアも訪問し、同様の働きかけを
行うことにしています。
韓国では、国会議員も3つの代表団をつくって世界遺産委員会の委員国であるペルーやコロンビア、
カザフスタン、クロアチアなどを訪問して反対の姿勢を訴えることにしています。
「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録を巡っては、日韓両政府がこれまでに2回協議
を行い、外交筋によりますと、韓国側は妥協案として強制徴用の歴史を反映させるべきだと主張
したということです。
これに対して、日本側は「政治的な判断を持ち込むべきではない」として応じず、立場の隔たりは
埋まっていません。
ソース:NHK 6月13日 6時01分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
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