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▲記者会見する「戦後70年民衆談話の会」の松永優さん(中)ら=8日、埼玉県庁で
安倍晋三首相が夏に発表する戦後七十年談話とは別に、平和を願う一般市民による談話を世
界に発信しようと、埼玉県民らでつくるグループが八日、談話の草案を発表した。談話に添える市
民のメッセージを募集し、「民衆談話」として七月に国内外に公表する。 =草案全文<24>面
「安倍首相は近隣諸国に与えた加害の罪に向き合おうとしていない」。民衆談話を企画した一人
で染色家の松永優(まさる)さん(68)=埼玉県鴻巣市=は県庁で会見し、強い懸念を示した。松
永さんは四月に知人らと「戦後70年 民衆談話の会」をつくり、草案を書き上げた。
草案は、第二次大戦について「日本による侵略・植民地支配という加害の大罪を、痛切に反省し
たい」と明記した。その上で、現在の日本政府が「『国際紛争を武力で解決する国』を目指す政策
を次々と推し進めています」と指摘した。
「戦争による最大の被害者は民衆です。しかし、政治の暴走をゆるし、ファシズムを支えてきた
のも私たち民衆でした。私たちは、その歴史を直視し、この国の未来を決めていくのは、時の政治
権力ではなく一人ひとりの民衆である、との確信のもとに」談話を発信する、と結んだ。
談話は、市民から寄せられるメッセージを加えて完成させる。日中戦争の引き金となった一九三
七年の盧溝橋事件が起きた七月七日に合わせて日英中韓の四カ国語で発表し、アジア各国の駐
日大使館などに届ける予定。賛同人にはジャーナリストむのたけじ氏(百歳)や元沖縄県知事大
田昌秀氏(89)、ルポライター鎌田慧氏(76)らが名を連ねている。
談話への賛同とメッセージはメールで民衆談話の会=minsyuudanwa@gmail.com=へ。
ソース:東京新聞<民衆の手で「70年談話」 埼玉の市民ら草案発表>
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