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（画像：5日午前、全羅北道淳昌で湖南圏初の中東呼吸器症候群（MERS）の陽性反応患者が滞在し、病院で関係者が病院に入っている）
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一日で帰国…医師「MERS症状が出てないので、自宅隔離から除いてほしい」という要求も
中東呼吸器症候群（MERS）で「陽性」の判定を受けた患者を診療し、保健当局から「自宅隔離」対象者に分類された医師が、
海外に出国して一日で帰国した。
8日、光州市と全羅北道淳昌郡保健医療院によると、最近MERS確定判定を受けたA（女・72）さんを診療した淳昌某病院の
医師Bさんが、妻と共に6日フィリピンに出国し、7日に帰国した。
整形外科医であるBさんは、AさんがMERS陽性患者として確定判定を受ける直前の去る2日、「腰が痛い」と来院し、
直接診療をした医師だ。
Aさんは2日後の4日、高熱などの症状で、Bさんの奥さんが院長の内科医院で診療を受けた後、疾病管理本部の精密検査で
最終的にMERS「陽性」判定を受けた。
保健当局はBさんの妻の病院で、Aさんを診療した医師などの医療陣を「自宅隔離対象者」として通知して、Aさんとの直接接触が
なかったBさんの妻は、「日常隔離対象者」に区分した。
Aさんの接触対象者確認の過程で、Bさんが直接Aさんの診療をした事実を確認して、Bさんは自宅隔離対象者に分類した。
しかし、保健当局から去る5日に自宅隔離対象者に分類されたことを知ったBさんは、自身が自宅隔離対象者であることを知りつつも、
妻と共にフィリピンに出国して、一日で帰国したものである。
淳昌郡保健医療院の関係者は、「MERS確定患者を直接診察したのでBさんが自宅隔離対象者に分類されたが、『MERSの症状が
全くないので、自宅隔離対象者から除外してほしい』と要請して出国したと知っている」とし「全羅北道と患者状態についての協議を経て、
現在はBさんを日常隔離対象者に一段階下げた状態だ」と説明した。
淳昌郡保健医療院は、Bさんを自宅隔離対象者に分類したが、Bさん夫婦が住んでいる光州市はこの事実を一歩遅れて通知したと
判明しており、防疫体制に穴があいているという指摘も出ている。
軍保健医療院はこれに対して、「Bさんと連絡がとれていなかったし、住所が淳昌に記載されていて、実際の居住地が光州だということが
分からなかった」とし「今日、光州市などにBさんの住所などを通知した」と述べた。
news.naver 2015-06-08 11:17 （原文は朝鮮語）
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