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中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染拡大が、韓国経済を直撃している。
感染を恐れて中国などからの観光客が急減。百貨店や銀行、レストランなどは人影がまばらになった
国際サッカー大会など各地の行事の中止や延期も相次いでおり、経済的打撃は避けられない情勢だ。
六日午後のソウルの繁華街、明洞(ミョンドン)。普段なら観光客や買い物客でごった返す週末だが、行き交う人は少なく、マスク姿が目立った。
ソウル市観光協会で明洞エリアを担当する女性案内員(23)は「人出は普段の半分以下。
平日でも一時間で百人から質問を受けるのに、きょうは三時間で二百人ほど。今週に入って急に減った」と話した。
韓国観光公社によると、今月一日から三日までに韓国旅行の予約を取り消した観光客数は一万一千八百人に上る。
国・地域別では中国が最多の三千五百人で、次いで台湾の七百人。日本人も百二十人が韓国訪問を取りやめた。
多くの感染者が出た京畿道平沢(キョンギドピョンテク)市に近い水原(スウォン)市では、
十日から開催予定だったU-17(十七歳以下)の国際青少年サッカー大会の日程が八月末に延期。全国各地でのマラソン大会や音楽会、交流イベントが中止され、一部の新作映画は公開が二週間延びた。
全国で小中学校など千三百校以上が休校する中、多くの学校が修学旅行や校外での体験学習を中止や延期にした。
修学旅行先として人気の済州島(チェジュド)など、各地域経済や旅行業界に悪影響を及ぼしそうだ。
韓国政府は、感染問題の経済的影響に関する検討会議を四日に開催。
観光や医療、流通など業績悪化が懸念される業種をモニタリングし、必要な対策を取ることを決めたが、韓国メディアは「今年の経済成長率の3%台達成は難しくなった」と報じている。
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