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李亨求・鮮文大学碩座教授
墓の様式、甲骨文などを比較して反論
「韓民族はモンゴルやシベリアが起源だった、という主張は誤っている。外交的親善を名目としてこういうことに言及するのは望ましくない」
71歳の李亨求(イ・ヒョング)鮮文大学碩座(せきざ)教授(寄付金によって研究活動を行えるよう大学の指定を受けた教授)は、およそ30年前から、韓民族がシベリア・モンゴル地域から来たという主張を否定してきた。
「シベリア・モンゴル起源説」は、1980年代までは中学・高校の国史の教科書にも載る「定説」だったが、その後は考古学的発掘に基づき、90年の教科書からは削除された。
「ソウル岩寺洞や江原道鰲山里遺跡などから出土した櫛目文(くしめもん)土器は紀元前6000-5000年のもので、シベリアの土器は紀元前4000-3000年のものだ。時代的に早い文明が、後から来た文明に由来するというのは成立し得ない」
李教授は最近、韓国古代文明のルーツは渤海沿岸地域にあるとする著書『渤海沿岸文明』(サンセン出版)を出版した。
韓国古代文明は、山東半島・遼東半島と韓半島(朝鮮半島)に囲まれた「渤海沿岸」が発祥という主張だ。
土器の分布や墓の様式の比較、甲骨文の分析などを通じ、シベリア・モンゴル起源説に一つ一つ反論した。
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