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香港系ニュースサイトの鳳凰汽車は２９日、韓国メディアが「円安によって韓国自動車産業の発展が阻害される」と報じたと伝えた。
米ニューヨーク外国為替市場では最近、１米ドル＝１２３円となり、その影響で対韓国ウォンでも１００円＝９００ウォンまで円安が進んだ。
報道では、円安の影響で韓国自動車最大手の現代自動車で日本の自動車メーカーとの価格競争が激化したと紹介。
現代の「ソナタ」はもともと、米国市場での価格がトヨタの「カムリ」より２０００～３０００米ドル（約２５万～３７万円）安かったが、
このところの円安によってカムリの価格が下がり、ソナタと同水準となった。こうした状況は現代にとって青天の霹靂だという。
こうした価格競争は韓国の自動車メーカーだけでなく、タイヤメーカーなど関連産業の成長も阻害する。
ある研究者は、円安が続けば金融業界から自動車業界への投資が減る可能性もあると指摘している。
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