15/05/28 10:26:36.20 .net
韓国の製菓大手オリオンの主力商品「チョコパイ」の売り上げが好調だ。
今年1~3月期の世界売上高は1120億ウォン(約125億円)となり、
四半期ベースで初めて1000億ウォンを突破した。現地紙コリア・タイムズが報じた。
1974年に発売された同商品は、韓国では国民的洋菓子として人気が高い。
国外でもヒット商品となっており、1~3月期の売り上げは地元の韓国が240億ウォン、
中国550億ウォン、ベトナム230億ウォン、ロシア100億ウォンなどとなっている。
同社のチョコパイはこれらの国々のほかにインドや台湾でも人気で、
北朝鮮でも国境の開城工業団地や中国経由で流入した商品が闇市場で売られているほどだという。
昨年は、あまりの人気ぶりを警戒した北朝鮮政府が公式に取引を禁じたことでも話題となった。
専門家は、韓国の菓子市場では年間1000億ウォンの売り上げを記録すれば大成功とされると指摘し
「チョコパイは真のヒット商品といえる」と評価。地場IBK投資証券のアナリストは、
中国の1人当たり菓子消費量が日本の15%、韓国の43%にすぎないとし、
チョコパイの中国での販売は伸びる余地がまだ十分にあると分析した。
オリオン幹部はここまでの成功について
「各国市場に合わせた販促活動を展開し、消費者に受け入れられたのが要因」と述べ、
今後はさらに発売国を増やしていきたいと意欲をみせた。
同社のチョコパイは、78年に地場ロッテ製菓が発売した類似商品などと激しい競争を繰り広げ、
12年には年間売り上げが初めて3000億ウォンの大台を超える3440億ウォンにまで伸びた。
その後も13年は3800億ウォン、14年は3830億ウォンと順調な増加が続く。
今年は4000億ウォン突破を見込んでいる。(ソウル支局)
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