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≪中略≫
さて、富田氏は『日之丸街宣女子』について「私は嫌韓本を描いたつもりはまったくない」と言う。
そして、本作に対する「悪質なプロパガンダ」という批判には、次のように答える。
「私は描きたいものを描きたいんであって、描きたくないことは描きたくないんですよ。
もし、在特会から『プロパガンダのために、こう描いてくれ』と言われていたら描かないですよ。
高遠さんもマンガ家だったら、マンガ家がどういう思いで描いているか、わかるじゃないですか。
この作品はフィクションですが、嘘は描いていません。自分が体験したことを描いているだけです。
誰か特定の個人や団体を傷つけようという意識で描いてもいません。実在の個人や団体をこき
おろしたり、中傷することはやってはならないという常識はありますから。
それに、これはドラマなんですから、敵と味方がいるわけです。主人公側がかっこよくなるのは当然です。
アンチの人からTwitterで『このマンガを見る限り野間さんたちは魅力的だから右翼の人のためにはなら
ないと思いますよ』といった意見が送られてきたんですが......私のキャラクターなわけだから、あなたの
キャラはカッコイイと言われて、嫌なわけないじゃないですか。(私が)最も好きなのは、唇の厚い
キャラクター【編註:作中に登場する「反ヘイト」に参加する在日四世の女性キャラ】です」
批判者から上がった「在特会のお抱えマンガ家」「コアな活動家」という指摘にも、首を横に振る。
「私が最初にこうした問題に興味を持ったのは、北朝鮮による拉致問題だったんです。初めて参加した
デモは『主権回復を目指す会』のデモで、その時は旗を持って歩いたのですが、今も参加スタイルは
さほど変わっていません。賛同できる団体、賛同できるテーマにはカンパもしてきましたが、すべてに
賛同しているわけではありません。
在特会では桜井さん【編註:前会長の桜井誠氏】が会長だった頃は毎週のようにさまざまなテーマのデモ
がありましたけれど、『このテーマは賛同できない』と思うものもありましたよ。今回、作中に桜井さんを
モデルにした人物を描くときには、連絡して許可を頂きましたけど......在特会の幹部の方とは、行動の現場
でも会釈するかしないかくらいの関係です。ですから"在特会のお抱えマンガ家では、まったくないんですよ」
高遠氏が『日之丸街宣女子』を読んでいないことを告げると、富田氏は嘆息するのだった。
「絶対に買っていないと思いました。でも、人を一人潰そうとするのならば、最低調べましょうよ」
表紙に「vol.1」と記載されているように、『日之丸街宣女子』は一巻完結ではない。これからも、主人公・
奏のさまざまな体験が描かれていく予定だという。
ソース:おたぽる 5月21日 20時0分
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