15/05/19 07:43:04.06 .net
米国のケリー国務長官は18日、尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との会談とその後の共同記者会見で、韓米同盟が堅固であることを繰り返し強調し、北朝鮮の軍事的な動きに対しても強力に警告を発した。
またケリー長官は、韓日対立の原因である歴史認識の問題についても、「歴史問題は治癒と和合の方向で対処した方が良い」と述べ、未来志向的な注文をした。ケリー長官が、
来月の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の訪米を控え、韓米同盟の重要性を繰り返し明らかにすることは予想されていたことだ。
韓米はそこから一歩進み、民主主義と市場経済、人権に対する価値を共有する韓米日3角協力関係を復元し、北東アジアを越えてグローバルな問題の全般にわたって協力を強化しなければならない。
ケリー長官は、北朝鮮が核兵器と弾道ミサイルを追求することは、国際法に対する露骨な無視だと糾弾した。
さらに、北朝鮮の脅威について、「次の措置が何かについて議論している」と述べた。対話のための対話だけでは脅威を取り除くことができないため、北朝鮮への圧迫と制裁の程度を高めることが必要かもしれない。
韓米が中心となり、対話であれ圧迫であれ北朝鮮が核とミサイルを放棄せざるを得なくなるよう誘導する具体的な計画を立てなければならない。
さらに、高高度ミサイル防衛(THAAD)の配備が果たして必要なのか、韓米が本格的に議論する時が来た。
日本の中谷元防衛相は、北朝鮮が米国に対してミサイル攻撃すれば、日本が集団自衛権を行使して米国と共に北朝鮮の基地を攻撃できるという見解を示した。
日米防衛協力指針の改定にともなう対応だが、韓国にとっては敏感な問題だ。
ケリー長官は、「米国と日本が国際法に外れたり、韓国が承認しない行動をすることはない」と言ったが、有事の際、自衛隊が韓半島に投入される問題に対しては、韓米間で十分な事前協議が必要だ。
ケリー長官は、仁村(インチョン)記念講座で、「サイバー領域に対する米国の世界政策」をテーマに講演を行った。
米国は、北朝鮮のソニー・ピクチャーズエンタテインメントに対するサイバー攻撃以降、サイバーテロへの警戒を強めている。
ケリー長官の訪韓は、朴大統領の訪米の事前調整の面もある。韓米首脳が来月ワシントンで会う時は、進化した同盟の姿をより具体的に見せなければならない。
儀典や格式をめぐって日米同盟と比較する必要はないだろう。言葉でなくても、互いが堅く信じ、頼り合い、同じ方向に進むことが本当の同盟だ。
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