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米国で「中国への懲罰」を呼び掛ける声高まる、次回リムパックへの招待も見送りか―中国メディア （FOCUS-ASIA.COM） - Yahoo!ニュース
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５日付のブルームバーグ・ニュース（電子版）は、「中国への懲罰を呼び掛ける声が高まっている」との見出しで、紛争海域での「居丈高」な振る舞いを公然と続ける中国について、米国では
「環太平洋合同演習（リムパック）に招待しないよう」オバマ大統領に求める声が噴出していると報じた。７日付で環球網が伝えた。
中国は昨年、リムパックに初めて招待されて参加した。１６年夏にホノルル付近で行われる次回のリムパックについて、 ジョン・マケイン上院軍事委員会委員長は、中国を招待すべきかについて疑問の
声が上がっていると語っている。
マケイン氏は「中国は南シナ海での軍事力増強を続けており、最終的には防空識別圏を設けるつもりだ。これは事実上、中国領空にすると宣言するのと同じこと。１３年に東シナ海に一方的に
防空識別圏を設けた時のように」と指摘した。
別の国会議員秘書は「国防長官府から海軍に『中国を１６年のリムパックに招待しないよう』要請したが、海軍は招待する意向を曲げていない。だが、ホワイトハウスは招待しないことを検討し、
中国の南シナ海での行為に対しても強硬姿勢を強めている」と明かした。
新アメリカ安全保障センターのアジア太平洋研究本部長、パトリック・クローニン氏も、「米国は、中国に自らの行為の外交、名声両面での代償を払わせるべきだ。これと同時に同地域の他の国との
協力を強化するべきである」と指摘している。
（編集翻訳 小豆沢紀子）