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【ロサンゼルス=中村将】韓国の姉妹都市、華城(ファソン)市から提案された慰安婦像設置の判断を当面、
保留することを決めたカナダ西部ブリティッシュコロンビア州バーナビー市で、
韓国系住民らが「平和の少女像建設推進委員会」を新たに発足させたことが分かった。
「平和の少女像」は慰安婦像を意味する。戦時中にカナダで苦難を味わった日系2世らを取り込み、
「韓日双方の合意」として像設置案を再提出する戦略が見え隠れしている。
関係者によると、韓国側は最近、像設置に反対した日系住民のうち、戦前生まれの2世有力者と接触した。
地元の韓国系メディアは「予想以上に肯定的な意見交換だった」とする推進委関係者の言葉を報じた。日系人側の反応は不明。
日系住民による反対運動で、肉筆500人分以上を集めたり、市当局に対し、
反対理由や慰安婦問題をていねいに説明したのは、主に戦後に日本から移住するなどした
日系住民(新住民)と地元カナダ人だったが、推進委はこうしたグループとは接触していない。
カナダの日本人移民や日系人は米国などと同様に、先の大戦中には収容所に送られたり、帰国を余儀なくされたりした。
韓国側は「戦争の犠牲者」という感情の共有を通じて、日系2世らの取り込みを画策。
慰安婦像ではなく、「平和の少女像」を強調することで懐柔しようとしている、との指摘が反対派新住民側からあがっている。
米カリフォルニア州グレンデール市の慰安婦像を説明するプレートも「平和記念碑」となっているが、
そこには「20万人以上の女性を強制的に」「日本軍の性奴隷」などと刻まれており、「平和の少女像」を受け入れる反対派新住民はいないという。
バーナビー市のコーリガン市長は今月15日、設置判断の保留を表明した際、
「日系と韓国系の双方が納得する提案がなされれば、そのとき検討する」と含みを持たせていた。
韓国側が動き出したことで、“火種”がまたくすぶり始めた。
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