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新快報は２４日、福建省の女性観光客が先日北京市にある万里の長城のふもとで転倒、１０分間救助されず窒息死したと
中国版ツイッター・微博（ウェイボー）上で報じた。
ツイートは、東南快報の報道を引用。１８日に観光で北京市を訪れていた福建省三明市の女性が八達嶺長城のふもとで転倒、
うつ伏せで倒れた女性は口と鼻が塞がった状態で呼吸ができず、約１０分後に救助されて病院へ運ばれたが死亡したと伝えたうえで、
「現場に大勢の人がいて、どうして誰も助け起こすことができなかったのか」と問いかけた。
このツイートに対して、中国のネットユーザーは以下のようなコメントを残した。
「本当のことを言えば、周囲の人を完全に悪者にしてはいけない。みんな助けることで逆に脅されたりするのを
怖がっているのだから。みんなこの社会のさまざまな悪循環の中で生きていて、身動きが取れないんだ。
人を助けることを望まない人なんていないだろうに……」
「現場にたくさん人がいて、どうして誰も通報しなかったのか、ということ。どうして誰も助け起こす人がいなかったのか、ではなくてね」
「われわれの社会道徳がすでにここまで退化しているとは思わなかった。寒気がする！ なぜかって言えば、それは怖いからだ！
社会の進歩が市民に安心感をもたらしていないからだ！」
「薄情だなどと言ってはいけない。自分だって面倒がわが身に降りかかって欲しくないと思う時があるだろう」
「なぜなら、外国人じゃないから」
「社会主義は素晴らしい、社会主義は素晴らしい！」
「至極当然だろう。なぜかって？ そりゃみんな分かってるさ」
「この件について語りたくない」
「今の人はあまりに薄情だと責めてはいけない。社会全体がみんなに不安感を抱かせる状況を作っているのだから」
（編集翻訳 城山俊樹）
フォーカスアジア 2015年04月25日
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