【山陰中央新報/論説】70年談話、「おわび」の文言必要ない…中韓欧米に「歴史修正」というメッセージを与え、無用な混乱招く[04/23]at NEWS4PLUS
【山陰中央新報/論説】70年談話、「おわび」の文言必要ない…中韓欧米に「歴史修正」というメッセージを与え、無用な混乱招く[04/23] - 暇つぶし2ch1:ダーティプア ★@\(^o^)/
15/04/23 13:05:45.60 .net
安倍晋三首相が、今年8月に発表する戦後70年談話に関して、過去の村山富市首相談話が明記した
「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言は「もう一度書く必要はない」と述べた。
歴史認識をめぐっては「基本的な考え方を引き継ぐ」と既に言っていることなどが理由だという。この理屈
が国際的に通用するだろうか。「考え方を引き継ぐ」ことを国内外に明確にするには、たとえ同じ文言で
あっても何度でも言及しなければならないという理屈の方が無理がない。
首相は民放の報道番組で20日、70年談話について「先の大戦への反省」「戦後の平和国家の歩み」
「地域や世界の平和に貢献する決意」「100年後の日本や世界の在り方」などを柱に発信すると表明した。
一方、戦後50年の1995年に発表された村山談話の核心部分であり、70年談話にも盛り込まれるか
否かが焦点となっている「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの文言については「基本的な考えを
引き継ぐともう言っている」「同じことを言うんであれば、談話を出す必要がない」「コピーすれば名前だけ
書き換えればいいだけの話になる」などと強調した。
しかし、過去の安倍首相の発言を振り返れば本音が、談話の在り方ではなく別のところにあることが
うかがえる。特に「侵略」に関しては国会答弁で何度か疑問を呈している。官房長官時代の2006年、
「侵略戦争をどう定義するかという問題も当然ある。それが確定しているかといえば、まだ学問的に確定
しているとは言えない」と指摘。その文言を明記した村山談話を「外交的、政治的な意味合いの上において、
発出された」と述べ、政治的な文書と位置付けた。
さらに第2次内閣の一昨年には「村山談話をそのまま継承しているというわけではない」と答弁。「継承する、
継承しないということではなくて、戦後70年を期して新たな談話を出していくことも考えたい」と述べた。
要は、村山談話を「基本的に引き継ぐ」という言葉の真意は「そのままは引き継がない」との意味にとれる。
だから「植民地支配と侵略」「心からのおわび」などの中核的な文言は「書く必要がない」という結論になる
のだろう。
しかし、村山談話はここ20年、中国、韓国だけでなく欧米との外交関係上の基盤的な文書となっている。
戦後60年の05年に当時の小泉純一郎首相が発表した談話にも同様の文言が書き込まれた。安倍首相
自身、村山談話を「閣議決定した上で内外に示された歴史的な談話」と位置付け、その重要性を認めている。
これまであった中核的な文言を今回、使わなければ、中韓両国だけでなく欧米にも「首相は歴史認識を
修正した」というメッセージを与え、無用な混乱を招くことになるだろう。反省すべき過去を書き換えたと
勘ぐられたら、いくら「未来志向」を叫んでも説得力を持たない。
「未来への土台は過去と断絶したものではあり得ない」。安倍首相は2月下旬開かれた70年談話に関する
有識者懇談会の初会合冒頭、こう述べた。まさに、その通りである。自らの言葉の意味、重みをもう一度
かみしめてほしい。
ソース:山陰中央新報 '15/04/22
URLリンク(www.sanin-chuo.co.jp)


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