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日本と韓国で起きた大規模事故の遺族らが集まる「追悼の夕べ」が、尼崎ＪＲ脱線事故から丸１０年の２５日、
大阪市福島区の福島区民センターで開かれる。それぞれの犠牲者に思いをはせ、安全な社会について考える。
主催するのは、同脱線事故▽日航ジャンボ機墜落事故▽韓国・大邱の地下鉄火災事故▽旅客船セウォル号
沈没事故－の遺族らでつくる実行委員会。脱線事故で長女を亡くした藤崎光子さん（７５）＝大阪市城東区＝
が同地下鉄火災の遺族らと交流してきたことなどから輪が広がった。
当日は四つの事故の映像を流し、各遺族代表が思いなどを語る。在日韓国人女性による鎮魂の舞いがあるほか、
「日韓共同アピール」を出す予定という。
１７日に会見した実行委員長で、ジャーナリストの大谷昭宏さんは「グローバル化が進み、安全は一国で語れない
時代だ。一般市民が安全をチェックする社会をつくるため、多くの人に参加してほしい」と呼び掛けた。
午後４時からで無料。藤崎さんＴＥＬ０９０・６９１８・４９１１
（森 信弘）
ソース：神戸新聞 2015/4/18 08:16
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追悼の夕べについて説明する藤崎光子さん（左）と大谷昭宏さん＝大阪市内
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