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長崎県対馬市の寺から市指定有形文化財の仏像などが盗まれた事件で、窃盗罪などに
問われたいずれも韓国籍の自称農業金溶晃（キム・ヨンファン=５５）、自称警備員安承
（アン・スンチョル=５３）両被告の判決が２７日、長崎地裁であった。
宮本聡裁判長は「被害額は高額で歴史的、文化的価値も考えれば結果は重大」と述べ、
金被告に懲役３年６月（求刑・懲役４年）、安被告に懲役２年６月（同・懲役３年）の実刑判決
を言い渡した。
判決によると、両被告は昨年１１月２４日、韓国籍の自称住職金相鎬キムサンホ被告
（７０）ら３人（いずれも窃盗罪などで公判中）と共謀。同市の梅林寺の文化財保管庫に
侵入し、銅製仏像「誕生仏」と大般若経３６０巻（計約１億１０００万円相当）を盗み、同市の
港の税関検査場で申告せずに韓国へ持ち出そうとした。
ソース：読売新聞（九州発）
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