15/03/18 12:38:14.27 .net
【ソウル聯合ニュース】韓国貿易協会は18日、昨年の韓日の輸出と輸入を合わせた貿易額が859億5200万ドル
(約10兆4300億円)で、前年比9.2%減少したと発表した。減少は3年連続で、リーマン・ショックの影響を受けた
2009年(711億9800ドル)以来の低水準。
韓日の貿易額は11年に過去最高の1080億ドルを記録したのをピークに12年には1031億5900万ドル、
13年には946億9200万ドルと減少が続いた。
今年1~2月の貿易額(速報値)も100億4400万ドルと前年同期に比べ13.6%減少している。このペースが
続けば韓日の貿易額は今年、4年連続のマイナスとなる。
韓日の貿易額減少は円安基調の継続で韓国の対日輸出、輸入の減少が続いているため。
円安で韓国製品の日本での価格競争力が低下したのに加え、日本企業が国内生産を減らして海外投資を増やした
ことも要因とみられる。円安により日本の企業や消費者は自国製品を好む傾向にあり、日本企業が海外工場で
生産した製品の逆輸入が増えている。
一方、韓国の日本からの輸入はさらに減少している。
韓国の景気減速が長期化し、韓国内の輸入需要全体が落ち込んでいるほか、韓国企業がこれまで日本に依存して
きた素材、部品、装備の輸入先を中国などにシフトしているためだ。
昨年の対日輸出額は321億8400万ドルで前年比7.2%減少した一方で、日本からの輸入額は537億6800万
ドルで10.4%の減少となった。
輸出と輸入の減少により、韓国の貿易赤字の規模は縮小が続いている。