15/03/17 11:22:01.98 .net
(写真)
URLリンク(imgnews.naver.net)
ニューヨークで日本の右翼団体の記者会見が開かれるという事を知らせて来たのは、外でもない
日本人だった。日本の進歩団体である『SANS』は良心的反対集会を準備しながら、現地の良識ある
日系アメリカ人と韓人(コリアン)にも救援を要請した。これまでアメリカ国内の日本の右翼勢力は
主に水面下で活動していた。アメリカの投票権を持つ日系有権者層という点を強調して、アメリカの
政治家たちに見えない圧力を行使する手口、また一般市民のように見える個人の手紙や電話、
電子メールを大量に送る手口だった。今回見せたニューヨークでの異例的な公開行歩は、同期間
に開かれる国連女性地位委員会の会議を狙ったように思われる。今後は、このような形式の公開
世論戦のレベルが激しくなる事を予告している。
国連本部近くにあるホテルの会議場を訪ねた。『歴史の真実のためのグローバル連帯』という団体
が主催したこの記者会見の参席者は予想よりも少なかった。主催者側が10人程度、参席者は20人
程度だったが日本の記者が含まれていた。事前取材申請も正常に行われて撮影も問題はなかった。
しかし主催側は韓国メディアの取材に緊張して、気遣っている様子がありありと見えた。発表者では
なく一般参席者の顔を撮影しない事を要求していた。
慰安婦問題が国際的な問題となった背景、これまで経て来た韓・日協議の過程などを日本の右翼
の視点で説明、主張した。さらには『韓国と売春産業』というタイトルの提案まであった。韓国記者を
意識するように、この発表と関連してあらかじめ準備した写真資料などを見せずに発表を進行する
感じがした。やはり荒唐無稽なごり押し主張だった。韓国と韓国人を侮辱する内容が多かった。
一方で緊張するしかなかった。何か長期間の準備が進行されていて、論理を積極的に開発している
という感じがしたからである。歴史的な戦争犯罪まで論理と法理攻防で作ろうとする意図が垣間
見えた。火が起きる(腹が立つ)が、彼らの意図をこの時点で冷静に把握する必要がある。長い期間、
戦略的な検討の中でかなりの力を入れて作られたと見られる彼らの宣伝資料を見てみよう。
■ 緻密な反論論理開発の跡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
『慰安婦に対する真実のための連帯(Allies for Truth about Comfort Women)』名義の資料は、
「誰が慰安婦を侮辱するのか?」というタイトルで始まる。表にまとめられた彼らのごり押し主張を
数え上げてみる。
「慰安婦(CW)は奴隷ではなかった。そのほとんどは日本人だった。CWは良い報酬を受けて良好
な環境で過ごし、結婚も自由にできた。一部は自ら志願して来て、一部はブローカー(brokers)を
通じて彼女らの出身地から選抜された。一部は前払い金を受け取って選抜された。日本政府は
強制的な募集を禁止しており違反者を処罰した。当時、軍部隊は裁量によってCWの仕事を容認した。
CWは20万人ではなく4万人だった」という主張である。
>>2につづく