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中国新聞網は１０日、日本メディアの報道として、９日にロシアのモスクワを訪れた鳩山由紀夫元首相が報道陣に対して、ウクライナ南部の
クリミア半島を訪問すると明言したと伝えた。鳩山氏は「住民の意思を確かめ、編入の是非について考えたい」としている。同行筋によると、
鳩山氏は１０～１２日にクリミアを訪問する予定だ。
報道によると、鳩山氏は「世論調査ではクリミア住民はロシアへの編入を歓迎している」、「民主主義では現地住民の考え方が最も重要だ」
とも発言。クリミア編入に一定の理解を示したとされる。
日本政府は編入を「一方的な併合であり、国際法違反」として承認していない。政府は首相経験者がロシアのビザ（査証）でクリミア入りすれば、
日本の立場が誤解される可能性があるとして、鳩山氏にクリミア訪問を断念するよう働き掛けていた。
また「ロシアのクリミア編入は正しいことだと思うか？」との質問に対して鳩山氏は、「そこを確かめに行きたい」と述べ、「正しい情報が日本には
伝わっていない。現地在住の人々がどう考えているのか、この目で見てきたい」と語った。
鳩山首相の動きは中国のインターネット上でも注目され、ネットユーザーたちが次々とコメントを残した。一部を拾ってみる。
「鳩山さんは良い人。平和を愛する人。南京でも謝罪したことあるし」
「鳩山さんってやっぱり、日本の正義感ある政治家だね」
「鳩山由紀夫は未来の日本の希望！」
「国際主義の戦士」
「あなたと何の関係があるの？」
「鳩山さんはやるべきこと以外、なんでもやるな」
「外務省が激怒」
「公費で旅行か」
「クリミア、日本と何の関係があるの？ あなたが民意を確かめてどうするのさ・・・」
（編集翻訳 恩田有紀）
ソース：Focus-Asia 2015年03月11日
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