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◆駐韓米大使襲撃事件、韓国警察は「米国大使は警護の対象ではない」
…韓国ネット「悪いのは大使館側!」「金属探知機もなかったの?」
2015年3月5日、韓国・朝鮮日報によると、マーク・リッパート駐韓米大使が
男に襲撃されて負傷した事件について、韓国警察は「米国大使は基本的に
警護の対象ではない」と述べた。
5日午前7時40分ごろ、リッパート大使はソウルの世宗文化会館で、
刃物を持ったキム・ギジョン容疑者に襲われ、顔や手を80針縫う怪我を負った。
キム容疑者は「独島(日本名:竹島)守護団体」の代表を務めており、
2010年7月7日、ソウルのプレスセンターで開かれた講演の途中、
重家俊範駐韓日本大使にセメント片2個を投げつけた容疑で起訴され、
懲役2年、執行猶予3年の判決を受けた前科がある。
しかし、事件当日、キム容疑者は参加予約をしていないにもかかわらず、
「加盟団体(ソウル市民文化団体連席会議)の役員である」という理由で
会場に入場できたという。
また、キム容疑者は刃渡り25センチの凶器とカッターナイフを所持していたが
手荷物検査などはなく、何ら制止されることはなかった。
さらに事件当日、リッパート大使のそばには韓国人随行警護員が1人しか
配置されていなかった。
このことについて、警察は「米国大使の警護は基本的に米国大使館側が
担当している。
大使館側から、特に身辺保護の要請はなかった」と説明。
事件直後の5日午前10時から米国大使を「要人警護対象者」に指定し、
大使本人には4人の警察官、大使夫人には3人の警察官を警護に付けたという。
これを受け、韓国のネットユーザーからは以下のようなコメントが
寄せられている。
「大統領でもないんだし、普通はそんな厳重に警護しないよ。
メディアが警察に責任を押しつけようとしているだけだ」
「警察を非難する人たちは、『盗んだ人よりも盗まれた人が悪い』と
言っているのと同じこと」
「警察はスーパーマンじゃない」
「悪いのは韓国警察ではなく、大使館側でしょ?」
「警察主催の行事でもないのに、なんで警察を責める?警察官も大変だね」
「金属探知機もなかったの?」
「今回の事件は十分予想できたことじゃないの?
前もって対策できない警察が情けない」
「事件が発生した後に対策をする。韓国警察のお決まりのパターン」
写真:韓国の警察
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Record China 2015年3月6日(金)17時43分
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