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韓国の小学生数、10年間で3分の1減少
2015年02月22日10時11分[? 中央日報日本語版]
この10年間に小学生の数が3分の1以上急減したことがわかった。すでに中学生も人口減少現象が
現れており、今後5年~10年以内に大学の財政をはじめと就職市場が20代の「人口の崖」の影響圏に入ると予想される。
韓国の教育統計年報によると、昨年の小学生数は272万9000人余りで、10年前の2004年の
411万6000人と比較して33.6%減少した。
中学生の数もこの10年間で減り続けている。2004年に193万3000人だった中学生の数は
2014年には171万8000人で11.1%減少した。
高校生の数も最近の2年間で5万4000人減少し183万9000人を記録した。99.7%という
韓国社会の高い進学率を考慮すると、こうした学生数減少は1.19人という出生率の低下に起因する
ものと説明される。学生数減少の中でも同じ期間に全国の小学校は5541校から5934校に393校
(7%)増加し、中学校も10.3%に当たる298校増加した。大学・大学院はこの10年間で
2114校から3279校に55%急増した。
一方、韓国統計庁は2年後の2017年には15~64歳の生産可能人口が初めて減少に転じるとの
見通しを出している。また、少子高齢化現象はベビーブーム世代が高齢者世代に差し掛かる2020年を
基点に深刻化すると分析した。
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