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水産庁九州漁業調整事務所は３日までに、漁獲量を操業日誌に実際より少なく記載したなどとして、漁業主権法違反（操業日誌不実記載）の疑いで、韓国の延縄（はえなわ）漁船を拿捕し、船長の李興炳容疑者（５５）を現行犯逮捕した。
同事務所による外国漁船の拿捕は今年初めて。
逮捕容疑は１月２８日から２月１日にかけ、鹿児島県十島村宝島沖の排他的経済水域（ＥＥＺ）でタチウオ１９３２キロを漁獲したにもかかわらず、１０５０キロと記載、２日は漁獲量４８３キロを記載しなかった疑い。
事務所によると、取締船の立ち入り検査で判明。船長は容疑を認め、担保金を支払うとの保証書を出したため、３日に釈放された。
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