15/01/20 09:01:06.60
巷でささやかれていたゴリ押しがなかったのは間違いないようだ。それだけにブームが去ってしまったのは、やはり政治が関係している
のだろうか。
「終止符を打ったのは、間違いなく政治に端を発した国民感情です。ただ、まだブームだった頃から韓国のタレントさん特有の面倒臭さは
感じていました。日本と韓国の間に政治的な問題が持ち上がると、韓国側のタレントさんは政治とエンタメを切り離すことができないので、
そこが厄介でしたね。韓国側のタレントさんの政治的な発言によって、日本のテレビ局が徐々に敬遠するようになった頃、韓流ブームも去り、
今に至っているという感じでしょうか」(同・テレビ番組制作会社プロデューサー)
確かに日本のタレントは政治的な発言は避けるものだが、韓国では記者会見などで日本の政治について意見を求められ、回答してしまう
ことも多い。たとえば韓流ブームの火付け役とも言われるペ・ヨンジュンは竹島がどこの領土かと聞かれて、「我が領土」と回答している。
また女性ユニット・KARAは、同じような質問をされた際に日本との関係も考慮したのか沈黙してしまい、韓国国内で大きなバッシングを
浴びてしまった。
「日本と韓国ではタレントの政治との関わり方が真逆です。そして、彼らのスタンスは日本のテレビ局にすれば危険なんです。たとえば
翌週に日本で番組出演が決まっているのに韓国で記者会見して、日本を刺激するような政治的発言をすれば日本のネットが炎上します。
そして予定通りに出演させればクレームがきますから、徐々に扱いにくいタレントになっていきました」(同・テレビ番組制作会社プロデューサー)
ほかにも、彼らは韓国の国民に日本を敵視する姿勢をアピールしなければならないため、政治の動向によっては出演を突如キャンセルする
など、現場にとってとにかく面倒な存在になっていたようだ。そのような積み重ねによって韓流タレントは日本の番組から消え、ほぼ同時に
ブームも去っていったという。
「韓国だけに限った話ではありませんが、そもそもエンタメと政治は別次元の問題なので、需要があるならばどこの国の人でも使いたいです。
ただ、今はとにかく韓流タレントに需要がなくなってしまったということに尽きます」(同・テレビ番組制作会社プロデューサー)
政治に左右されて仕事まで奪われる韓国のタレントにはやや同情もする。だが、日本のテレビ局においては嫌韓だからタレントを出さない
というわけではなく、単純に需要がないから呼ばないという状況にあるようだ。
(文=吉沢ひかる)