15/01/03 22:55:36.45
私は昨年8月の赴任直後、土砂災害地の広島を訪問し、年末は老人ホームや児童養護施設を慰問
するなど、日本国民と身近に接する機会を多角的に持ち、韓日関係回復へ日本の指導者と虚心坦懐に
対話を深めています。
朴槿恵大統領も昨年の光復節記念辞で、「国交正常化50周年を迎え、両国関係が両国民の友好を
土台に、新たな未来に向かって一緒に出発する元年になることを願う」と言及したように、わが政府の
関係改善の意志は確固としています。また昨年、両国関係が困難な中でも、わが国会議長の日本
公式訪問があり、慰安婦問題解決のための局長級協議も継続しました。さらに、会長をはじめとする
日本の経団連代表団が韓国を訪れるなど、少しずつ希望の兆しが見えています。
韓日関係を回復し、私たち各自の発展を図るためにはまず、在日同胞社会が和合し団結しなければ
なりません。わが在日同胞社会が声をひとつにしなければ、日本の政府と国民に対する私たちの
主張は力を失うほかありません。
また、ヘイトスピーチを伴った嫌韓デモ、新大久保韓人タウンの不況など、かつてなく在日同胞が
困難を迎えている状況で、同胞社会が分裂・葛藤することにより、これ以上、自ら困難を招いては
なりません。
新年には、同胞社会が互いを助け合い、新たな挑戦と課題を克服し、より高く飛躍しなければ
なりません。私をはじめ大使館職員すべてが在日同胞社会の発展と権益伸張のために全力で努力して
まいります。
新年を迎え、在日同胞社会の発展と飛躍を願い、同胞皆様の健康と家庭に幸多きことを祈願いたします。
(以下略)