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韓国経済を牛耳る財閥系企業の2世、3世の不祥事は枚挙に遑(いとま)がない。なかでも、エネルギー・通信大手の
SKグループでは、創業者の甥っ子のご乱行が目を覆いたくなるほどの残酷さを帯びていた。
「一打あたり、100万ウォンだ!」
そう叫ぶと、男は手にした野球の金属バットを思い切り振りおろした。恐怖におびえる相手の体に凶器がめり込むと、
断末魔のような悲鳴が上がった。その刹那、憤怒に満ちていた男の目には、快楽を貪る愉悦の色が浮かんだ。
「創業者の甥は、グループに関係する物流会社の代表を務めていた人物。2010年、彼は、本社前で雇用継続を求めて、
1人デモを行っていたタンクローリー運転手をバットでぼこぼこにしたのです。その際、“一打、100万ウォン”と怒鳴り、
運転手を10回、殴打した。そして“次からは300万ウォンだ”と言って、3回、バットで痛めつけたそうです。その後、
相手の口にトイレットペーパーを突っ込み、さらに後頭部を拳で殴った。そして運転手に2000万ウォンを放り投げ、
“今すぐ俺の目の前から消えろ”と言い放ったのです」(在韓ジャーナリスト)
お金をくれるだけまだマシな部類と言えるかもしれないが、金の力に物を言わせ、気に食わない従業員への拷問を楽しむ
サディストのようにも見える。
次回「韓国財閥の傲慢な日常(5)」(12/29)では韓国の財閥企業でなぜこのような異常事態が起こるのか、専門家に話を聞く。
「特集 国富の7割を握る韓国財閥の傲慢な日常」より
週刊新潮 2014年12月25日総選挙増大号 掲載
矢来町グルリ
URLリンク(www.gruri.jp)