14/12/24 17:12:30.04
「海洋強国」を目指す中国は、東シナ海の尖閣諸島周辺、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島などで、海洋権益拡大を追い求め、
他国を威嚇する動きを強めている。東シナ海に面する浙江省・南麂(なんき)列島に、中国が新たな軍事拠点を整備中であると、
今週、共同通信が伝えた。
◆尖閣諸島の「近く」に新たな軍事拠点を建設
共同通信によると、中国側の狙いは、日米との有事を想定して危機対応能力を高めると同時に、東シナ海上空に設定した防空
識別圏の監視を強化することにあるとみられるという。
南麂列島は、尖閣諸島から約300kmの距離にある。沖縄本島から尖閣諸島までの距離と比べて、約100km近い。共同通信の記事
をもとに、このニュースを伝えたブルームバーグは、中国海軍軍事学術研究所の李杰(Li Jie)研究員にインタビューを行っている。
同研究員は南麂列島について、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)に近いため、戦略的に重要な場所だ」と語っている。
同研究員によると、中国人民解放軍はすでに南麂列島に駐留しており、レーダーシステムも設置済みだという。また共同通信に
よると、複数のヘリポートの整備が進められているほか、軍用機滑走路の建設計画もあるとのことだ。
ソース:NewSphere 2014年12月24日
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