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ゾウの保護団体「セーブ・ザ・エレファンツ」などは9日、中国での象牙の違法取引が規制当局の取り締まり能力を超える規模に拡大し「制御不能な状態」と指摘、アフリカでの密猟の増加に拍車を掛けていると警告する報告書を発表した。
報告書によると、2002年以降の中国の象牙市場を調査した結果、象牙の卸売価格は上昇の一途をたどり、北京では13・5倍、上海では8倍になった。
過去10年間で当局の許可を得た取引業者が4倍に増えたが、違法業者もさらに増えたため、実態把握が困難になったという。
報告書は08年に例外的に容認された自然死したゾウなどの象牙62トンの輸入が、経済成長によって増えた中国人富裕層の需要に火を付け、取引の急増につながったと分析した。(共同)
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