14/12/09 02:24:01.80
千葉県船橋市に、産後まもない母親をケアする専門の宿泊施設「マミーキャンプ東京ベイ」がオープンした。ダメージを受けた母体の
回復のほか、母乳の知識や赤ちゃんへの接し方も教え、自信を持って自宅に戻れるよう手厚くサポートする。国内では珍しい取り組みと
いい、運営会社は「普及が進む韓国からノウハウを丸ごと輸入した」と話している。
ワカメたっぷりのスープにハーブティー、体を温める足湯やヨモギ蒸し-。母親は高級ホテルのようなゆったりした空間で体を
休ませながら授乳に専念する。赤ちゃんは主にベビールームで過ごし、世話は妊産婦や新生児の支援について学んだスタッフら
約十五人が引き受ける。医療行為はしないが、緊急時に備え近くの病院とも連携している。
マミーキャンプは、産後一カ月未満の母親だけが集まるのが特徴。「産後うつ」につながる危険のある時期に、行き届いたサポートで
リラックスし「ママ友」ができることも。施設利用後の子育て相談にも乗るという。
商業施設の一角にあり、部屋数は二十。医療法人が設立した「モディッシュ」(東京都)が運営し、六泊七日で約二十五万円、
約三万~四万円で日帰りや一泊もある。高額とも感じるが、副社長の松永久美子さん(31)は「韓国では八割の母親が利用している」
と説明する。
松永さんによると、産後ケア施設は韓国で「産後調理院」と呼ばれ、核家族化を背景に約十年前から広がった。同社は調理院の一つ
と提携、松永さんらが幾度も現地を訪れ、約四年をかけてノウハウを取り入れた。
松永さんは「出産年齢の上昇で親の支援を受けられないケースも増え、体をいたわらないまま頑張り過ぎてしまう母親も多い。
マミーキャンプで女性が元気になってほしい」と話している。
ソース(東京新聞) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
写真=マミーキャンプ東京ベイのスタンダードルーム。1泊2日で約4万円=千葉県船橋市で
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)