【産経】インド国境でも「中国の領土」 越境繰り返す中国からの「兵士と市民」に苛立つインド[12/04] [転載禁止]©2ch.net at NEWS4PLUS
【産経】インド国境でも「中国の領土」 越境繰り返す中国からの「兵士と市民」に苛立つインド[12/04] [転載禁止]©2ch.net - 暇つぶし2ch1:ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
14/12/04 19:14:06.35
(インド北部ラダック、岩田智雄)

 東シナ海や南シナ海で領有権をめぐり日本などに対抗する中国は、南アジアでインドとも対立している。ヒマラヤ山脈の
奥地カシミール地方では、中国の人民解放軍がインドとの実効支配線を越えてたびたびインド支配地域に侵入していると、
インド側が反発している。中国の越境行為を阻止するため、インド政府に強い対応を求める声が上がっている。

 インド北部ジャム・カシミール州東部のラダック地方はこの季節、山々がさらに雪深くなる。中心都市レーから、最高で
標高5300メートルを超す草木のない山道を東の中国方面へ車で4時間ほど進むと、パンゴン湖に着いた。

 薄い空気を深く吸い込んでいると、青く澄んだ湖の上を数人の兵士を乗せたインド軍の警備艇が移動していった。
東西約130キロに広がるこの湖は、両国の実効支配線によって、ラダックと中国が支配するアクサイチン地方に分断されていて、
インド軍は湖面が凍結する前の毎年11月末まで、中国を挑発しない程度に週2回、警備艇で哨戒活動を行っている。

 湖畔は、5年前に公開されたボリウッド映画ヒット作「3 Idiots(邦題・きっと、うまくいく)」のクライマックスシーンのロケ地と
なったことから、観光客が増えているが、実は中印両国の国境紛争の最前線なのだ。

  ・「圧力」に市民も動員

 静かな湖面が大きく揺らされる事件が起きたのは、この2カ月間のことだ。

 インド軍当局者によれば、今年9月、中国人民解放軍の高速艇1艇がインド側の湖面を航行していた。インドの警備艇が
出動して追い返したが船同士が衝突し、中国側の船が破損した。10月になると中国艇は再度、侵入してきた。

 湖の北側に面するインド支配地域では、中国が道路を建設しているのも見つかり、インドは中国に抗議し、作業を中止させた。

 こうした事件が起きたのは、中国の習近平国家主席が9月17~19日にインドを初訪問し、モディ印首相との首脳会談が
行われた時期に、ほぼ重なっていた。軍当局者は、「圧力をかけようとの戦略に違いない」と警戒心をあらわにした。

 このほか、パンゴン湖南方のチュマールとデムチョクでは、大規模な越境行為も起きた。地元州当局者らによれば、チュマールでは
多数の中国人市民がインド側に入り、中国の領土であることを訴える横断幕を広げた。兵士約2千人も入ってきた。当局者は、
「兵士の越境は時々あるが、市民を使うという特異なケースだった」と振り返った。

 インド・メディアは首脳会談が終わって間もなく、中国市民と兵士は引き揚げたと報じたが、ラダックの自治組織「ラダック自治丘陵
開発評議会」の評議員、グルメット・ドルジェイ氏は、「彼らはこの2カ月間、チュマールに居座り続けている。遊牧民はヒツジやヤクなど
家畜7万頭の放牧をこれらの地域に頼っており、生活の糧を奪われている」と訴えた。

>>2以降へ続く)

 【用語解説】中印国境問題

 カシミール地方東部とインド北東部アルナチャルプラデシュ州の大半などをめぐり両国が領有権を争う。インドは、中国支配下の
アクサイチンとパキスタン支配地域を含むカシミール地方全域、インドが実効支配する同州を自国領とみなす。チベット地方に
つながる両地域の戦略性を重視する中国は国境は未画定との立場で、1962年、インド側に攻め込んだ。約1カ月で中国軍は
実効支配線外まで撤収したが、結果はインドの敗北。冷戦後、両国は軍事的に自制しているが、緊張は続いている。

産経ニュース 2014.12.4 11:00
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