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「韓国国民に謝れ」と叫び声、車に生卵投げつけ
【ソウル=吉田敏行】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領の私生活に関するうわさを報じた
コラムで情報通信網法の名誉毀損罪に問われた産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長(48)の
公判が27日午前、ソウル中央地裁で始まった。
電子版の記事掲載から約4か月。出国を禁止されている加藤氏は法廷で「誹謗する意図は
なかった」と起訴事実を全面的に否認し、争う姿勢を鮮明にした。
公判は午前10時前に開廷。検察側が起訴状を朗読すると、加藤氏は、手元の書類を
見ながら厳しい表情で聞いた後、検察官席をまっすぐに見つめた。
座席30席の小さな法廷は立ち見を含め70人の傍聴人で埋まった。保守団体のメンバーと
みられる韓国人男性が「韓国国民に謝れ」などと大声で叫び、退廷させられる場面もあった。
地裁周辺では、保守団体のメンバーが集まり、閉廷後、加藤氏が乗った車に生卵を投げつけた。
Yomiuri Online 2014年11月27日 12時18分
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