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「19対0」。日本と韓国の自然科学系のノーベル賞受賞者数だ。日本はどうしてこれほどノーベル賞受賞者が多いのだろうか。
韓国シンクタンクの科学技術政策研究院(STEPI)は25日までにまとめた報告書で「日本の受賞者個々人の特性、日本の研究文化の特性、
国の政策の特性にその理由を見つけることができる」と指摘した。
報告書は、韓国も21世紀に入り、どの先進国よりも基礎研究を拡大しているため、基礎研究に対する投資不足が受賞できない原因ではないと
説明した。日本の受賞者を分析した結果、優秀な高校から優秀な国立大に進学した学業エリートたちで、国内で博士号を取得した人が大半を
占めており、幼年期から幅広い分野の本を読んでいたことが分かったと述べた。
また、日本は「徒弟システム」により研究の持続性を確保しており、ノーベル賞受賞者を継続して輩出するため若手科学者の育成にも取り組ん
でいると説明した。
報告書を作成したイ・ジョンチャン副研究委員は「30代の若くて優秀な研究者を後進の学者として養成するシステム、研究に集中できる研究環境
が重要だ」と述べた。また「思考力と創意性を養う読書教育、読書振興策こそが最も基本であり、持続的な創造経済の土台になる」と指摘した。
さらに「ノーベル賞受賞という上辺のことにこだわるよりも、基本に忠実に、長期的に研究者を支援する一貫性のある政策を進めることが重要だ」
と強調した。
ペク・ヨンミ記者
ソース:NEWSIS/朝鮮日報 2014/11/26 11:15
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